制作ノート:このサイトの作り方
このサイトを作るとき、条件は三つだけにした。
無料であること。スマホから書けること。いつでも持ち出せること。
最初はWixを考えた。手軽さでは申し分ない。けれど、作ったサイトを外へ持ち出しにくい。長く書くつもりなら、置き場所に縛られるのは避けたかった。
構成
結局、三つの道具を組み合わせることにした。
- Astro:サイトを組み立てる道具。記事はMarkdownという、ただのテキストファイルで書く。
- Cloudflare Pages:サイトを公開する場所。個人のブログなら無料の範囲で足りる。
- Pages CMS:スマホのブラウザから記事を書くための管理画面。
記事も画像も、すべてGitHubの自分のリポジトリに入っている。明日このサイトをやめても、書いたものは手元に残る。そこが一番の決め手だった。
書いてから公開されるまで
スマホで管理画面を開き、書いて、保存する。
すると記事はGitHubに保存され、それをCloudflareが検知してサイトを作り直す。一、二分で反映される。僕が触るのは「保存」のボタンだけだ。
途中で、手持ちのMacを経由して自動で公開する仕組みも考えた。できなくはない。けれど、書くたびにMacが起きているかを気にするのは、書くこと以外に気を取られる。道具は、存在を忘れられるくらいがちょうどいい。
見た目のこと
制作物のページは、標本棚をイメージした。 作品の下に、番号と名前と年を書いたラベルを付けている。色は、紙の白ではなく少し青みがかった灰色にした。標本室の空気に近づけたかったからだ。
計測のこと
アクセス数は、Cloudflareの機能で数えている。Cookieを使わず、誰が読んだかまではわからない方式だ。
前の記事で、いいねの届かない場所をつくったと書いた。それでも数を見られるようにしたのは、矛盾かもしれない。 ただ、見るのは月に一度くらいにしておこうと思う。数えることと、数に書かされることは、たぶん別の話だ。